Health

パンを食べたくなくなる!グルテンフリーダイエット

グルテンフリーダイエットって何なの?

最近、『グルテンフリーダイエット』という言葉をよく聞きます。『ダイエット(diet)』というワードがあるので、新しいダイエット法とか食事療法という事だとは何となく想像つきます。日本ではダイエットというと、何か痩せる為の減量方法のようなイメージがありますが、ダイエットという言葉の意味として、そもそも、『食事、食生活』と言う意味があります。ですので、グルテンフリーダイエットのダイエットとは、減量というよりも、食事療法とか食習慣を整えるといった意味になると思います。また、『フリー(free)』というワードから、何かを摂らないんだな!ということも分かりますよね。だから『グルテン』を摂取しない食事法ということですね。それじゃ『グルテン』って何なの?と思う人はまだまだ多いのではないでしょうか?

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グルテンって何?


『グルテン』とは『小麦に含まれるたんぱく質』のことです。ですので、グルテンフリーダイエットとは、『小麦を摂らない食事療法』という意味になります。パンやパスタ、うどんなどの小麦でできた食品を摂らないのですから、新しい痩せるための方法というイメージがつきやすいと思います。もちろん減量の目的もあると思いますが、グルテンフリーダイエットは、『小麦は身体に良くないので、極力摂取しないようにしよう!』という『食習慣を変える』という意味合いが強いと思います。それでは、小麦の何がいけないのでしょうか?

グルテンフリーが注目を浴びたきっかけ


グルテンフリーダイエットは世界ランキング1位を長く成し遂げてきた、テニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手が実践していることで有名になりました。また、グルテンフリーダイエットについて書き綴った彼の著書『ジョコビッチの生まれ変わる食事〜あなたの人生を激変させる14日間プログラム』は、爆発的にヒットし、多くの人々に読まれました。

グルテンはたんぱく質の一種


グルテンは、小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質。グリアジンとグルテニンという2種類のたんぱく質を水でこねることでつくられます。粘りや弾力があり、パンやうどんのもちもち食感のもとになるものです。それ以外にも、パスタやそうめんなどの麺やお好み焼きやピザ、カレーのルーなどの加工食品、天ぷらやフライの衣、クッキーなどのお菓子も含めて、グルテンを含んだ食品はたくさんあります。それらを食べないのがグルテンフリーです。

小麦は何故健康に問題があるの?

まず、最初に思い浮かぶのは『小麦アレルギー』があると思います。小麦アレルギーの人が小麦を食べると、人体が小麦に過剰反応し、湿疹ができたり、顔が腫れ上がったり、重篤になるとアナフラキシーショックを引き起こし、死に至るケースもあります。
しかし、今、『グルテンフリーダイエット』として話題になっている小麦の問題は、こういった小麦アレルギーの人だけでなく、パンなどの小麦を日常食として食べている私たちにとっても、健康上あまり良くないのではないかというところから提唱されているのです。

小麦が身体に悪い3つの要素

Leakey Gut(リーキーガット)の問題

問題なのは、この完全に消化されなかったたんぱく質、つまり『未消化のたんぱく質』にあります。
小麦に含まれるたんぱく質の『グルテン(グリアジン)』を私たち人間は、完全に消化できず、そしてこの未消化のたんぱく質『グリアジン』が『ゾヌリン』という物質を大量に放出し、これが、腸に穴をあけてしまいます。
そして、未消化のたんぱく質や本来は人体に入ってはいけない毒素が穴のあいた腸から血管に移り、それらが血管を通じて全身に運ばれ、人体のいたるところで、炎症をおこしてしまうのです。つまり我々の人体が、未消化のたんぱく質を敵とみなし、過剰な免疫反応を起こす結果、炎症が起きてしまいます。その免疫反応が皮膚で起これば、皮膚炎を引き起こし、腸で起これば下痢などを引き起こすということになります。リーキーガットとは『腸(ガット)から穴があいて、毒素がリーク(漏れる)』という事です。これが何故起きるかというと、セリアック病の権威、メリーランド大学のファサーノ教授によると、人間には小麦のグルテンを完璧に消化する酵素が無いそうです。

高糖質である点に注意

小麦のたんぱく質グルテン(グリアジン)は『アミロペクチンA』というでんぷん質を含んでおり、実は、これが、血糖値を急上昇させる作用があります。この『アミロペクチンA』は、砂糖と比較しても、砂糖以上に血糖値を上昇させる作用があるため、糖尿病予防という観点からも控えたほうが良いかもしれません。

中毒性の問題

さらに、グルテンの中のグリアジンは、モルヒネのような作用があると言われております。つまり中毒性があると言われているのです。例えば、白いご飯をずっと食べ続けても、すぐお腹いっぱいになりますよね?でも、クッキーはどうでしょうか?なんとなく次から次へと手が伸び、一枚2枚3枚とついつい食べ過ぎてしまいますよね?これは、クッキーのように主に小麦から作られている食べ物には、モルヒネのような中毒症状があるからだと言われています。日本人にとってのダイエット、つまり減量という観点からも、小麦はやはり、あまり食べ過ぎないほうが得策かと思われます。

小麦を一旦やめてみる


お勧めなのは、1ヶ月ほど、グルテンフリーを実践してみて、体調が良くなるかどうか、そして、一旦グルテンフリーを解除して、体調が悪くなるかどうか・・・これで、小麦に過敏かどうかが分かるかと思います。しかし、とくに問題なくても、
やはり、小麦を取り続けると、いずれ人体が過剰な免疫反応を起こす可能性を考えれば、小麦を日常食にするのはあまり良くないことかもしれませんね。

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