最近、格安SIMに乗り換えれば、スマホの月額固定費を安く抑えられるとよく耳にするかと思いますが、なんだかピンと来ないという人も多いかと思います。そこで、今回は、この「格安SIM」について掘り下げてみたいと思います。
目次
SIMカードって何?
固有のID番号が記載されていて、スマートフォンで電話やSMSを利用するために必要なICカードになります。もう少し分かりやすく言うと、利用者が、どこの誰かをはっきりさせる為にこのID番号を付与していると言うことになります。NTTドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアのスマホを使っている場合、契約時から、スマホの中にあらかじめSIMカードが入っている為、SIMカードをあまり意識しないで、スマホを利用されている方がほとんどだと思いますが、SIMカードが無いと、電話やSMSを利用出来ません。また、SIMカードは、標準SIM, microSIM, nanoSIMと3種類のカードサイズがあり、技術の進化とともに、どんどんカードサイズがどんどん小さくなってきています。

MNO・MVNOって何?
MNOとは
Mobile Network Operator の略で、日本語で言うと「移動体通信事業者」になります。携帯電話やスマートフォンなどで利用される通信網を自社で設置・運用し、通信サービスを提供する事業者のことを指します。日本では、NTTドコモ、au、ソフトバンクがMNOということになります。MNOと通信キャリアは、基本的に同じ意味で使われておりますが、「通信キャリア」のほうが馴染み深いと思われます。
MVNOとは
仮想移動体通信事業者のことを指し、Mobile Virtual Network Operator の略になります。NTTドコモ・au・ソフトバンクなどの大手通信キャリアの設備を借りて、通信サービスを提供する会社のことを言います。2019年現在、600を超えるMVNO会社が存在します。
格安SIMって何?
簡単に言うと、安い月額料金でスマホを利用できるサービスのことです。
MVNOと呼ばれる格安SIMの取扱事業者が運営しております。代表的な格安SIM事業者は、イオンモバイル、楽天モバイル、LINEモバイルなどがあります。また、MNOであるドコモ・au・ソフトバンクよりも安い月額利用料金に出来ることから、格安SIMと呼ばれています。
SIMロック・ロック解除・SIMフリーって何?
ドコモやauなど大手キャリアで契約したスマートフォンの端末は、同じ通信会社のSIMカードしか利用出来ないように、あらかじめロックがかけられています。つまりドコモの端末にはドコモのSIMカード、auの端末にはauのSIMカードしか利用出来ないように鍵がかかっているということです。このことを「SIMロック」といいます。そして、このスマートフォンの端末にかけられているロックを解除することを「SIMロック解除」と言います。また、2015年5月から総務省がSIMロックの解除を義務化しました。なので、この義務化以前の古い端末は、一部を除き、ほぼSIMロック非対応端末と考えてよいでしょう。因みにiphoneの場合、『iphone5c』『iphone5s』『iphone5』はSIMロック非対応端末になるので、このロック解除ができません。SIMフリーとは、このロックがかかってなくて、他社の通信事業者のSIMカードでも、差し込んで使える状態ということになります。
格安SIMの安さについて
月額料金はどのくらい?
何と言っても、最大のメリットは月額料金が安くなることです。大手通信キャリアで月額7000円くらいかかっていた料金が、格安SIMにすると月額約2000円くらいになります。年間にすると7万円くらい安くなるので、かなり違ってきますね。
格安SIMは何故安いの?
格安SIMは、NTTドコモなどの大手通信キャリアから、ネットや電話で使う回線を借りて運営しています。なので、自前の基地局やアンテナを持つ必要がなく、維持管理の費用がかからない為、かかるコストがかなり低くなるので、月額利用料も低く抑えることができます。また、大手通信キャリアがテレビCMで、大々的に宣伝していますが、格安SIMの場合は、ネット広告中心になります。さらに、格安SIMのネット契約が中心で、店舗販売してないことが多く、人件費・テナント料も発生しません。その分、月額料金を抑えることが可能になります。
格安SIMのデメリット
電話かけ放題プランが無い
格安スマホの場合、10分以内で終話すれば何度でも架け放題などのプランはありますが、完全に架け放題というプランがないことがほとんどなので、長時間通話して、しかも頻度も高いという方はあまりオススメできません。
通信速度が遅くなる時間帯がある
格安スマホは、大手通信キャリア回線を一部、間借りしているような状態なので、回線が込み合う時間帯である、朝夕の通勤時間、昼休み、夜などで通信速度が遅くなることがあります。通信の速度や品質が気になる方は大手キャリアのスマホを利用したほうが無難かもしれません。
実店舗が無いケースが多い
『格安SIMは何故安いの?』でもお伝えしたように、格安SIMの場合、実店舗が無いので、料金が安いというメリットがあるのですが、逆に言うと、実店舗が無いので、緊急のトラブルが起きた際にすぐに対応してもらえません。インターネットの公式サイトに、サポートの電話番号があったとしても、つながりにくく、即対応してくれることを期待できません。問題発生時のトラブル対応をある程度、自分でやる自信の無い人は、大手通信キャリアのスマホのほうが安心です。
LINEのID検索ができない
今や通信手段として日本人のほとんどが利用しているといっても過言ではないLINEですが、格安SIMの場合、このLINEのID検索ができなくなります。ID検索を利用するには、『年齢確認』が必要ですが、『年齢確認』の為には、大手キャリアのマイページにログインが必要になるので、当たり前ですが、格安SIMの場合は大手キャリアのマイページにログインできませんので、実質的にID検索機能が使えないということになります。ですので格安SIMの場合、『ふるふる機能』『QRコード読み取り』『招待URL送信』などで対応することになります。
キャリアメールが使えない
格安SIMに変えた場合、今まで使っていた大手キャリアのメール(例:@softbank.ne.jp)が使えなくなります。Gメールなどのフリーメールをメインで使ってきた人なら問題ないと思いますが、今まで大手キャリアメールを利用してきて、使えなくなることで問題生じる人は、格安SIM乗り換えは考えなおしたほうが良いでしょう。
オススメ格安SIMはどれ?
色々とデメリットを並べたてましたが、これらのデメリットをある程度解消してくれる格安SIMもあります。
結論を先に言うと、オススメするのは、『LINEモバイル』になります。
それでは何故『LINEモバイル』がオススメなのでしょうか?
データフリー対象サービスがある
データ容量を使い切っても、データの通信量を消費しない、データフリーサービスがあります。
このサービスの対象となっているのは、LINE・Twitter・Facebook・Instagramなどのサービスがあり、
例えばLINEやTwitter、facebook、インスタグラムなどのタイムラインや画像・動画投稿、ダイレクトメッセージなど、全てではないがメインとなる機能がおおよそ通信データ容量を気にせず利用できます。
LINEのID検索ができる
LINEモバイルでは、(当たり前と言えばそうかもしれませんが)LINEのID検索機能が使えます。他の格安SIMでは利用できないので、これもメリットの一つと言えるでしょう。
実店舗がある
格安SIMのデメリットの記事でも記載したように、通常、格安SIMの場合、実店舗が無いケースが多いのですが、
LINEモバイルの場合、全国の家電量販店や携帯電話販売店などに実店舗を設けています。なので、緊急のトラブルが発生した際に、対面で対応してもらえます。トラブルが起きた際にネットでのやり取りやつながりにくいサポートセンターに電話することに不安がある人には、願ったりかなったりでしょう。
LINEモバイルでは、その他にも手ザリングが無料だったり、契約自動更新が無かったりと、その他にもまだまだメリットはありますが、主だったメリットは上記に挙げた3点でしょう。






