目次
【脂肪って体に悪いの?】
『脂肪』というと、
何か体に悪いイメージがあります。
また、生活習慣病と
必ずセットで出てくる
ワードのようにも思えます。
はたして、『脂肪』は
身体にとって身体に悪いのでしょうか?

【体脂肪って何?】
体脂肪とは、体に蓄えられた脂肪のことです。
主に脂肪細胞に蓄えられます。
また、体脂肪率とは体重に占める体脂肪の比率を言います。
【脂肪の役割】
●エネルギーの保存庫
食べた物が体に入ると、
さまざまな用途で使われます。
たんぱく質などは体を作る組織になり、
ビタミン類は体の調子を整える働きをし、
炭水化物はブドウ糖に変わり、
人間の活動のエネルギー源として消費されます。

しかし、ブドウ糖が余って消費されなかった場合には、
それが中性脂肪に変わり、体の中に蓄積されます。
●体の冷えから守る
脂肪は、体の冷えを防ぐ機能があります。
ですので、冬場の寒い時期になると、
冷えを防ぐため、
体に脂肪が付きやすくなります。

寝正月で太りやすいのは、
もちろんたくさん食べたことが原因ですが、
非常に寒い季節のため、
なおさら太りやすくなります。
【脂肪にも種類はあるの?】
●内臓脂肪
主に内臓周辺につく脂肪です。
女性より男性のほうが内臓脂肪が付きやすく、
また生活習慣病の原因にもなります。
比較的、落としやすい脂肪と言われています。
●皮下脂肪
男性よりも女性につきやすい脂肪になります。
主な働きとして、
外部衝撃から体を保護する機能、
緊急事態に備え、エネルギーを蓄積し、
また、断熱材の役割を果たし、
体温を一定に保つ働きがあります。
内臓脂肪と比べると落ちにくいと言われています。
●血中脂肪
血中脂肪とは、
血液中に存在する脂肪のことで、
中性脂肪やコレステロールのこををさします。
主に体のエネルギー源として消費されますが、
過剰摂取などで余ってしまうと脂肪細胞に蓄えられます。
またコレステロールは細胞膜の成分になるため
とても重要な働きを持っていますが、
これも過剰な場合は血管壁に付着し、
動脈硬化の原因になります。
【体脂肪の過剰摂取で起こる病気】
体脂肪が過剰になり、
体脂肪率が上がってくると、
肥満になります。
肥満は糖尿病の原因になり、
また胆石症や骨粗しょう症、
脳卒中、心筋梗塞を引き起こす
可能性が高くなります。

【結局のところ脂肪って身体に悪いの?】
脂肪と言っても、
体のクッション代わりの機能や、
エネルギーを蓄えるなどの機能があり、
ある程度の脂肪はは必要です。

一番悪いのは内臓脂肪が多いことです。
内臓脂肪が過剰に増えると
体の働きを調整する
生理活性物質の分泌に異常をきたし、
高血糖、高血圧、脂質異常などを
引き起こし原因となります。
【体脂肪を減らすには】
●運動する
脂肪の溜まりやすい状態を改善するには、適度な運動を毎日することです。若干汗ばむ程度のウォーキング(少し早歩き程度)を30分程度続けることが良いとされています。
●食べ方に気をつける
食べ方としては、
ゆっくりかんで食べる
(一口30回程度噛む)。

満腹中枢が食後の血糖値の上昇を感知し、
これ以上の食事は不要と判断します。
満腹中枢が血糖値の
上昇を感知するまでにかかる時間は
食後20分くらいと言われています。
つまり、ゆっくり食べることで、
たくさん食べていないのに
満腹感を得られ、
過食防止に繋がります。
また、野菜⇒たんぱく質⇒炭水化物の順で食べることで
血糖値の急上昇も抑えられると言われています。
【脂肪が体に悪い事に異論を唱える人もいる】
基本的には、脂肪が多すぎると
体に悪いと言われていますが、
それに異論を唱えている人もいます。
何故なら、戦後、
日本人の体重や体脂肪はずっと増え続け、
特に50代を越えると
脂質異常の人が半数近くを占めているのに、
平均寿命も平行して延び続けているからです。

また、高脂血症と診断された人と
そうでない人の脳卒中による死亡率は、
高脂血症と診断された人のほうが
死亡率が半分であったというデータを
東海大学医学部の研究グループが発表しています。
【まとめ】
今まで、健康神話と言うべきものがたくさんありました。
魚の焦げた部分でガンになる、
コーヒーは全面的に体に悪い・・・などなど。

そして、その中の少なからの神話が、
現代では覆されたりしています。
この、『脂肪は悪だ!』説も、
十分に検証して、
注意深く情報を精査する必要がありそうです。
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